稽古を効率良く進めるには、理論と実践の両輪を同時に循環させていくことが重要です。
輪進合気塾では、下記理論から稽古内容を構築し、鍛錬しています。
相手と一体化することにより
見かけ上発生する力です
剛>柔>流と段階が進むごとに
自身の筋力・体力とは関係しないものです。
これは身体能力、とくに筋力に関係なく扱うことができます。
通常、心と技と体を鍛えるというように、それぞれ単独のものと捉えられています。
ここでは心技体はそれぞれ単独のものではなく人が新たに創造するときの順序(段取り)と解釈します。
心(原因)>技(方法)>体(結果)の手順にて無から有を創造することができます。
合気道はその人の創造性の一部を、武道として表現しています。
心
原因・無・型
技
方法・(剛・柔・流)
体
結果・有・△○□
技は、剛・柔・流の三種類に分けて稽古を行っています。
剛は主に体術
柔は主に剣術・柔術
流は主に居合・流術
に対応しています。
それぞれ使用しやすい間があります
剛から稽古をはじめ柔>流と拡げていきます。
剛
後の先・触覚・過去・距離
柔
対の先・視覚・現在・歪
流
先の先・聴覚・未来・時間
結果を評価する指標の重要な1つです。相手との結びの知覚になります
相手との関係はこの3つのみになり、これを習得(知覚化)すると
相手との関係性、自分の実力(自然体の程度)を評価すること
結果の途中で修正をかけることができる
事前に相手の実力を察知・判断すること
合気道では試合はありませんがそのかわりに
△○□を知覚すると
型稽古の中で相手と自分の実力を把握できるようになってきます。
△(対立、認識)
○(ゼロ)
□(一体、同化)